箱根の大自然を走る
線路を365日見守る

エキスパート職 鉄道部
Tetsuya Yamaguchi山口 哲也
〈 PROFILE 〉

小中学時代は野球少年で、体力とパワーには自信あり。高校時代は土木工学を専攻。CAD操作など高校で身に付けた技術は、現在の鉄道保守の図面作成の仕事にも役立っている。

入社理由

箱根の自然を感じて
働ける仕事

就職活動では土木の知識を活かせる安定したインフラ企業として、子どもの頃から慣れ親しんでいた地元小田原の小田急箱根を希望していました。

入社の決め手となったのは、線路保守の現場を見せてもらった会社見学会です。箱根湯本駅から小田原に向かって保守担当の人と線路を歩き、具体的な仕事内容を教えてもらいました。小学生のときから野球をしていたこともあって体力には自信があり、デスクワークよりも屋外で体を動かす仕事をしたいと考えていたので、屋外の現場で体を使う仕事に魅力を感じました。そしてなによりも惹かれたのが箱根の大自然の中で働く仕事だということです。高校時代、林業を体験する授業があり、自然の中で働くことに魅力を感じていたので、まさに理想の仕事だと感じて入社を決めました。

現在の仕事内容

夏も冬も線路を守り、
毎日の安全運行を支える

箱根登山電車とケーブルカーの軌道(線路)と土木構造物(橋・トンネル・駅舎)の保守管理を行っています。最も大きな仕事は、2週間に1度、2~3日かけて小田原から強羅までの全線15kmを歩いて行う線路の点検作業です。夏の暑い日も冬の雪の日も、必ず歩いて線路のボルトの状態や周辺の倒木・落ち葉などを点検していきます。点検結果から、補修・交換作業の設計や計画づくりのデスクワークも重要な仕事です。

箱根登山電車は線路が急こう配なので、レールにかかる摩擦によって発生するすり減りやきしり音を軽減するために水をまきながら走っています。そのため、レールの錆び・摩耗の検査やレールの交換も早いサイクルで必要になるなど、登山鉄道ならではの保守作業も多いですね。

私たちの仕事はミスが許されません。線路内作業では走行電車との接車事故が起こらないよう、列車ダイヤと腕時計は常に携帯し、安全第一に務めています。線路の保守も万全を期し、絶対に電車を止めてはいけないという思いを胸に仕事に取り組んでいます。

仕事のやりがい

チームで成し遂げる
安全な線路づくり

現在、2000年代付近から数十年かけてレールを重量の重いものに交換する大規模プロジェクトが進行しており、私は図面作成と現場立会作業を担当しています。レール交換は夜間作業となるため、協力会社と連携し、時には20人以上のチームで取り組むこともあります。図面から敷設まで、限られた時間の中チーム全員で作り上げた線路を、翌朝に列車が安全に走り抜けていく姿を見るとき、この仕事の大きなやりがいを感じます。

レールの重量アップは電車の安定性を高め、揺れを軽減する効果があります。運転士から「レール工事をした区間は、電車がスーッと滑らかに走るようになった」と声をかけていただいたときは、本当に嬉しかったですね。自分たちの仕事が直接、運転のしやすさやお客さまの乗り心地の向上につながっていることを実感できる瞬間です。

また、点検で線路を歩くときには、季節ごとに表情を変える箱根の美しい風景を間近に感じられることも、この仕事ならではの魅力だと思います。

  • 1日のスケジュール
    schedule
  • キャリアステップ
    careerstep
8:30
出勤 ラジオ体操・始業点呼
9:00
工具や資材の積込準備後作業車にて移動
9:30
検査・保守作業
12:00
昼食

pickup!お昼は妻が作ってくれたお弁当を持参。

13:00
検査・保守作業

pickup!検査で線路やトンネルなどの現場に出るだけでなく、補修の設計や検査結果をまとめるといったデスクワークもある。

16:00
作業終了、帰区、書類整理
17:15
終業点呼、退勤
夜間保守作業シフト(月5回ほど)
22:30
夜間作業点呼
23:45
夜間作業開始
04:00
作業終了
05:00
帰区、退勤
2013
入社
鉄道部 施設区の技術係配属
2026
同鉄道部 施設区 技術係
※記載内容は取材当時のものです。

休日の過ごし方

妻と3人の子どもたちの家族みんなで出かけることが休日の楽しみです。近隣のショッピングモールやレジャー施設、公園などに遊びに行きます。基本的に土日休みですが、定期的にとれる金曜日、月曜日とつなげた連休には大型テーマパークへ出かけます。家族みんな大好きなので、年に何回かは必ず遊びに行っています。

my favorite place箱根のお気に入りの場所
上大平台信号場。自然豊かな箱根の山々と、山の間から見える相模湾の景色が好きです。箱根登山電車のスイッチバック箇所でもあり、車窓から相模湾の眺めを楽しむことができます!
休日の過ごし方

Special Contents 02

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