目指すは海賊船の船長。
お客さまに感動を
届けたい


小学校から高校まで野球一筋。母方の実家が箱根にあり、小さいころから箱根も芦ノ湖もよく知っている場所。
運航の仕事にあこがれて
海賊船に乗船
仕事をするなら乗り物の運行に携わる仕事をしたいと思っていた中で見つけたのが、小田急箱根の海賊船で働く仕事でした。箱根は小さいころから遊びに行っていたので、あの芦ノ湖の大自然の中で船を操船できたらかっこいいな、と。そして箱根に遊びにきたお客さまに感動を与える仕事をしてみたいと思い、入社を決めました。
船の運航にはさまざまな仕事があり、船体や機関(エンジン)など学ばなければいけない専門知識も非常に多いのが特徴。一定の乗船履歴が付くと海技免許を取得できますが、免許取得後も覚える事がたくさんあるので、やりがいがあります。今年で海賊船の乗組員として10年目になり、現在は船長の指示の下、舵取りを勉強しています。

海賊船の安全運航を
支える乗組員の仕事
芦ノ湖の海賊船の乗組員として、日々、安全で楽しい船旅を提供するためのさまざまな業務を担当しています。
船が港に着くときにロープを繋げる固縛作業から始まり、船が出航する際にロープを解く解らん作業、エンジンルームで機関の状態の確認や船内巡視など業務は多岐にわたります。芦ノ湖は強い風が吹くこともあり、ロープを巧みに使う際は体力も必要ですね。航海中は、船長と連携を取りながら、船の舵取りや周囲の状況監視を行い、お客さまに安心して楽しんでいただけるよう、安全第一で航海を進めます。
芦ノ湖は自然豊かな美しい湖ですが、同時にさまざまなリスクも潜んでいます。そのため、常に周囲の状況を把握し、予測不可能な事態にも対応できるよう心掛けています。特に下船時のお子さまの動きや、航海中の釣り船の動きなどには目を配っています。このようにしっかりと安全を確認しながら、楽しい船旅を提供しています。


勉強は尽きない!
レベルアップし続ける
お客さまから「船内からの眺めは絶景でした!「まるで冒険をしているみたいで楽しかったです!」といったお言葉をいただくと、この仕事を選んで本当に良かったと感じます。多くのお客さまの笑顔と、無事に航海を終えたときの達成感は、何ものにも代えがたい喜びです。
船の仕事はある一定の乗船履歴を得ると、航海士から船長を目指す「甲板部」と、機関士から機関長を目指す「機関部」の2つの仕事にステップアップしていきます。私が目指すのは海賊船の船長! まだまだ勉強や試験が必要ですが、一歩一歩、ずっとレベルアップできるこの仕事を楽しんでいます。


- 1日のスケジュール
schedule - キャリアステップ
careerstep
- 8:30
- 出勤 運航準備
- 9:30
- 出航
pickup!現在芦ノ湖で運航している海賊船は3隻。1日同じ船で乗組員を担当する。1日の運航は4~5往復。
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 午後は運航・清掃・休憩のサイクルを繰り返す
- 16:30
- 係留作業→清掃
pickup!海賊船の運航時間が決まっているので、勤務時間も比較的規則正しい。
- 17:00
- 退勤


- 2014
- 入社
船舶部 乗組員 - 2024
- 同 船舶部 乗組員
● 休日の過ごし方 ●
2週間に1度はサウナに行っています。野球も好きなので、横浜スタジアムへ野球観戦にもよく行きます。冬は会社の人と一緒に山梨や長野でスノーボードを楽しんでいます。
10月後半から11月前半の海賊船からの眺めは、箱根で一番きれいな風景です。
