世界が注目する箱根の
未来を考える仕事


小中高とサッカー、フットサルに熱中する学生時代をすごす。大学時代はビジネスを学ぶため商学部に進学。ビジネスを支える法律に興味を持ち、外国貿易法のゼミに参加。ディベートが多いゼミで、リサーチ力、説得力を鍛える。
海外への憧れと
地元箱根を発展させたい
幼少期から外国映画が好きで海外に興味を持っていたこともあり、大学時代は日本と海外とつなぐ外国貿易法などを学んでいました。就職活動時にも海外とつながり、かつ自身を育ててくれた地元である小田原・箱根に恩返しをしたいと考え、出会ったのが小田急箱根です。特に、国際観光地である箱根の地域活性化に貢献したいという想いから、入社を決意しました。箱根は家族で何度も訪れた思い出の地であり、その魅力を世界中の人々に発信し、さらに発展させたいと考えています。ちなみに、大学時代には「水道ビジネスの海外輸出」を卒業論文のテーマに選びました。この頃から、「インフラ」と「国際」という二つの要素が組み合わさるようなテーマに強い関心を抱いていたのかもしれません。

箱根全体の視点で
観光の在り方を考える
現在は、小田急箱根グループをさらに成長・発展させるために未来設計を考える中期経営計画の策定を担当しています。会社の計画を数字の面だけでなく、将来あるべき姿や行動計画といったところまで考えていく仕事です。また、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、登山バスが集まるターミナル駅のチケット売り場や案内窓口がお客さまにも従業員にも便利になるように、各部門のみなさんと合同で改善策を考えていくという仕事もしています。
日本の労働力人口は減少が続いています。事業の運営をしていくにはそういった社会情勢も見据えながら、箱根観光の利便性向上と従業員の働きがい向上を両立させていく必要があると感じており、将来のあるべき姿を想定して計画や改善策を絶えず考え続けて実行に移しています。


ストーリーで伝える
小田急箱根の未来
未来の小田急箱根を見据えた新しい計画や改善案を実行していくためには、その方針を社員や関係者に説明し、理解を得て取り組んでいかなければなりません。説明する際には会社の方針をわかりやすく筋道の通ったストーリーにして伝えていくことに最も力を注いでいます。ストーリーを考える際は、表現もシビアに考え抜きます。言葉の選び方や数字の表現ひとつで相手に伝わる意味が大きく変わってしまうこともあるからです。
たとえば、『繁忙期と閑散期の顧客数を平準化する』という方針を伝えたとき、繁忙期の旅客を分散化させると想像する人もいるかもしれません。そこで、本来の意図が伝わるように『施策を講じて閑散期の底上げを目指す』という方向性を提示し、具体的な行動をイメージしやすくなるようにストーリーテリングをします。
自分で考えたストーリーに納得していただき、理解を得られたときはとてもうれしいですし、未来の小田急箱根のために一歩進めることができたという大きなやりがいを感じる瞬間ですね。


- 1日のスケジュール
schedule - キャリアステップ
careerstep
- 9:00
- 出勤
メールやチャット確認 チームメンバーのスケジュールチェック - 9:30
- 中期計画などの資料の作成、誤字・体裁チェック、分析
- 11:00
- チーム内で各担当との中期資料分析共有、追加分析など
pickup!資料の分析や作成など個人で作りこむ仕事が多いので、意図的にチームメンバーで集まり、みんなの意見を聞く時間をつくるようにしている。
- 12:00
- 昼食 お弁当
- 13:00
- チーム内で各担当との分析共有、追加分析など(午前中の続き)
- 15:00
- 役員への中期経営計画の資料説明
pickup!小田急箱根全体の事業の方向性を決めていく「中期経営計画」の策定は経営企画部の最も重要な仕事のうちの一つ。
- 16:00
- 役員からのフィードバック後の修正
- 17:00
- 明日以降の打ち合わせや会議の招集手配、準備
- 18:00
- 退勤


- 2012
- 入社
経営企画部 経理担当
箱根登山バス 主計
箱根登山鉄道 主計 - 2019
- 施設事業部 温泉事業担当
- 2021
- 施設事業部 強羅地区事業所
箱根強羅公園事務所担当 主任 - 2022
- 施設事業部 遊園地業担当
- 2023
- 経営企画部 経営戦略担当
- 2024
- 経営企画部 課長代理
● 休日の過ごし方 ●
6歳と3歳の子ども達と遊ぶことがなによりもリフレッシュになっています。また、休日の朝は10kmの早朝ランニングのあと、銭湯の朝風呂に行くコースも気に入っています。
仙石原や、箱根の外輪山を一望でき、箱根全体の壮観な眺めを楽しむことができます。
