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外国語が苦手でも
笑顔は世界共通。
常に笑顔を忘れない
おもてなしを心がけています。

外国語が苦手でも笑顔は世界共通。
常に笑顔を忘れないおもてなしを心がけています。

実は人と接するのは
苦手だったそうですが。

そうなんですよ。本当はかなりの人見知りなので、私に接客の仕事ができるか、正直、不安のほうが大きかったです。でも思い切ってやってみたら想像以上に楽しくて、しっかりできていると思います。自分でも気づいていなかった力を、この仕事で引き出してもらいました。

普段、
心がけていることは。

まずは常に口角を上げておくことです。口角を上げていると表情が柔らかくなり、お客さまも笑顔で私に話しかけてくださいます。あとは、なるべく専門用語や固有名詞を使わないようにご説明することですね。できるだけお客さまにわかりやすいご案内を心がけています。

今までで
一番嬉しかったのは
どんなことですか。

外国からのご夫婦が窓口にいらっしゃったときなのですが、奥さまにご説明して差し上げたところ、黙って聞いていたご主人が私に向かって「ベリーグッド！」と言ってくださったんです。英語が苦手なので、うまく説明できなかったときなどはいつも自分で調べ直して復習するようにしていたのですが、そうした努力が少しは実ったかなと思って感動しました。

では、難しいと
感じることは。

何をしたいか、どこへ行こうか、何も決めずにいらっしゃるお客さまへの対応ですね。「面白いところを教えて」と言われても、その方によって感じ方はみんな違いますから、ご希望を掘り下げて聞いてからご案内するようにしています。その結果、喜んでいただけるようなご案内ができたときは、ホッとします。

松本さんの入社動機を
教えてください。

もともと電車などの乗り物が好きだったのですが、その中でも箱根にある乗り物は特徴的で、大好きでした。特にロープウェイは抜群に面白く、オンリーワンの乗り物です。この乗り物でたくさんの人に素敵な思い出を持ち帰ってもらいたいと思ったことが、入社の決め手となりました。

ロープウェイが
大好きなんですね。

ええ、ゴンドラが帰ってくる姿を見ると、「かわいい！」と思っちゃいます。ロープウェイは魅力たっぷりの乗り物なので、その魅力を上手に発信できれば、もっとたくさんのお客さまに来ていただけるでしょう。“映え”のスポットを企画したり、SNSで発信したり、といった取り組みにも挑戦したいと思います。

MY CHALLENGING
私が描く箱根の未来

箱根の本当の魅力を知らない人は、まだ多いと思います。ネットを活用してもっとアピールするとともに、道路などの整備も進めて、よりまわりやすい箱根にしていきたいですね。老若男女、世界中の人が来たいと思えるようなイベントも企画したいと思います。