※掲載内容(会社名や部署名等)は2024年3月以前の情報です。
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大学時代、私はゼミで環境問題を研究し、ベトナムで現地の大学生と一緒に植林活動を行いました。そのような経験を通じて感じたことは、人の手ではつくり出すことのできない自然の大切さや貴重さ。小田急箱根ホールディングスならば、美しい箱根の自然を守りつつ、日本人はもちろんのこと、海外から訪れたお客さまも楽しませることができる点に魅力を感じました。
入社後に配属されたのが箱根登山バスの元箱根案内所です。箱根では秋の紅葉シーズンともなると道路が渋滞し、バスが遅れることもあるのですが、そのようなときは渋滞の状況やバスの運行情報をお伝えしながらお客さま一人ひとりに積極的にお声をかけました。このように小田急箱根グループでは、お客さまと触れあう様々な経験を通じて自分を磨くことができます。自分自身の成長が実感できる、素晴らしい環境だと思います。
現在所属している小田急箱根ホールディングスの経営統括部ではグループ全体の経営戦略を立案し、各社の日々の事業運営をサポートしています。さらに各社単独での対応が難しい案件のサポートや、グループ全体に関わる課題への対処も行っています。業務の多くはグループ各社と一緒になって進めていくことになり、しかも正解が一つとは限らないというケースも珍しくありません。そこで各社の考え方を尊重しつつ、箱根グループ全体として何が最適かを意識し、各社と議論を重ねていく必要があります。それは決して簡単なことではありませんが、答えにたどり着いたときは、大きなやりがいを感じます。
私の就職活動を振り返ってみると、自分のやりたいことが絞れずに悩んだこともありました。しかし、小田急箱根ホールディングスに入社後は、様々な業務経験を通じて、自分のやりたいことを探し続ければいいのではないかと、開き直ることができました。結果的に多種多様な経験を積むことができ、それが成長につながったという実感があります。
現在は管理職として、部下の指導や育成に携わる立場にあります。コミュニケーションを取りながらチームをまとめ、目標を達成することは簡単ではありませんが、これも次の成長につながる新しいチャレンジだと受け止め、日々、試行錯誤を重ねています。
芦ノ湖や大涌谷は、どんなにテクノロジーが発達しても決して人の手ではつくりだせない、オンリーワンの存在です。この素晴らしい財産を未来へ受け継いでいくことは、私たちに課せられた大きな使命だと思います。一方、ICTの発展に伴いあらゆるサービスがデジタルへと移行しています。そのような流れの中、私たちがお客さまに届ける“価値”は何か?、それを常に問い続け、箱根の魅力を発信していきたいです。